ごあいさつ
名誉院長・小林米幸ごあいさつ
令和6年4月より名誉院長に就任した小林米幸です。私は昭和50年に大学病院から大和市立病院に派遣され、初めてこの大和の地を踏みました。
その後転勤の後、縁あって再び 昭和57年に大和市立病院に勤務し、消化器外科の専門医としての道を歩みました。
昭和60年よりインドシナ難民大和定住促進センターの嘱託医を兼任し、故国の戦火を逃れて遠い異国にやってきた人たちの医療を担当するようになってから、日本語を理解できない人たちが適切な医療を受けることがいかに大変なことか、実感いたしました。
そこで、外国人も同じ地域の住人として日本人同様に受け入れる医療機関を自分で創ろうと決意、平成元年12月で大和市立病院の職を辞し、同2年1月16日、小林国際クリニックを開設し、院長に就任いたしました。
クリニックには通訳が勤務しており、外国人の方は通訳の同行なしで受診していただけます。私たち日本人が好むか好まないかに関わらず、地域の国際化は進んでいきます。
令和6年4月から院長職を小林絵礼奈医師に代わりましたが、当クリニックは今後も「日本人も外国人も分け隔てなく受け入れる」という基本理念に基づき、地域医療に取り組んで参ります。今後ともよろしくお願い申し上げます。
名誉院長・小林米幸略歴
昭和24年 | 北海道夕張郡栗山町出身 |
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昭和43年 | 慶応義塾高等学校卒業 |
昭和49年 | 慶応義塾大学医学部卒業 慶応義塾大学病院外科研修医 |
昭和50年 | 大和市立病院外科出張 |
昭和51年 | 慶応義塾大学外科学教室専修医 静岡県日本赤十字静岡病院外科出張 |
昭和52年 | 慶応義塾大学外科学教室帰室、一般外科胃班に所属 |
昭和55年 | 慶応義塾大学外科学教室専修医終了 栃木県厚生連佐野厚生総合病院外科医長、内視鏡室長 |
昭和57年 | 神奈川県大和市立病院外科医長、内視鏡室長 |
昭和60年 | インドシナ難民大和定住促進センター嘱託医兼任 |
平成2年 | 小林国際クリニック開設 |
平成3年 | AMDA国際医療情報センター設立の構想を立ち上げ、所長に就任 (※同センターは平成11年に第51回第一生命保健文化賞、厚生大臣賞、NHK厚生文化事業団賞、朝日新聞厚生文化事業団賞、第14回東京弁護士会人権賞、平成17年に第一回読売プルデンシャル福祉文化賞奨励賞を受賞) |
平成4年 | 大阪府知事の外国人との共生社会に関する諮問委員会に参考人として出席 |
平成5年 | 7月 第24回日本医学会総会(名古屋市)の分科会において在日外国人の医療について講演 |
平成17年年 | 5月より令和3年5月25日まで8期16年 公益社団法人神奈川県医師会代議員 |
平成20年 | 4月16日 参議院少子高齢化・共生社会に関する調査会に外国人労働者の社会保障についての参考人として出席 |
平成23年 | 5月より令和3年5月25日まで5期10年 公益社団法人大和市医師会長 |
平成28年 | 5月より令和4年5月まで3期6年公益社団法人日本医師会代議員 |
令和元年 | 5月より令和3年5月まで1期2年相模医師会連合会会長 |
現在 | 医療法人社団 小林国際クリニック理事長・名誉院長 公益社団法人大和市医師会顧問(令和3年5月26日より) 公益社団法人神奈川県医師会裁定委員(令和3年6月より) 神奈川県医師連盟執行役員(令和元年5月より) 特定非営利活動法人AMDA国際医療情報センター理事長 AMDAグループ代表代行 * AMDAグループ NPO法人AMDA NPO法人AMDA国際医療情報センター AMDA国際福祉事業団 NPO法人AMDA社会開発機構 AMDA INTERNATIONAL(海外支部30カ国) AMDA県支部、AMDAクラブ、AMDA高校生会 国連登録NGO・NPO法人AMDA社員・神奈川支部代表 日本医師会外国人医療対策委員会委員(平成30年7月より) 厚生労働省訪日外国人旅行者に対する医療の提供に関する検討会構成員(平成30年10月より) 神奈川県外国人医療推進検討委員会委員(令和3年2月より) 日本外科学会認定医 |
賞罰
平成13年 | 外務大臣表彰受賞 (財)アジア福祉教育財団よりインドシナ難民の定住促進事業推進に貢献したとして感謝状受状 |
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平成15年 | 慶應義塾大学医学部三四会奨励賞受賞 |
平成17年 | 11月 神奈川医学会学術功労賞受賞 |
平成24年 | 3月 かながわレッドリボン賞受賞 |
平成27年 | 7月 神奈川県県民功労賞受賞 |
平成30年 | 2月 読売医療功労賞受賞 |
令和01年 | 12月 東京出入国管理局長より感謝状受状 |
令和02年 | 02月 公衆衛生事業功労者厚生労働大臣表彰受賞 |
令和05年 | 4月29日 春の叙勲にて旭日双光章受章 |
著書
平成6年 | 外国人患者診療ガイドブック (株)ミクス 5ヶ国語対応外国人にも使える日本の医療・福祉制度ガイド 中山書店 |
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平成11年 | エッセイ 愛をあげたい フェアフィールド |
平成15年 | 外国人患者・診療看護ガイド エルゼビアミクスジャパン |
平成18年 | 外国人患者への外来対応マニュアル 永井書店 |
平成19年 | 医療通訳入門(分担執筆) 松柏社 |
平成27年 | 臨床 外国人外来対応マニュアル ぱーそん書房 |
平成27年 | 実践医療通訳(分担執筆) 松柏社 |
平成29年 | 外国人のこども白書(分担執筆) 明石書店 |
令和元年 | 外国人診療で起こりえるクリニック経営上のトラブルと解決法 日本医事新報社(web出版) |
令和2年 | 目からウロコ 外国人医療にきっと役立つ雑学集 日本医事新報社(web出版) |
編集・監修
特集 プライマリ・ケアのためのよりよい外国人診療、治療、vol.88,2006 南山堂 |
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特集 訪日・在留外国人の診療、日本医師会雑誌、vol.147,2019 日本医師会 (共同企画・監修) |
2020年新春特別座談会 実地医家における在住外国人の医療、Vita , Vol.37 No1,2020 |
日本医師会生涯教育(日医e-ラーニング) 外国人医療についてー実践上の注意点、日本医師会、2020年3月 |
院長・小林絵礼奈 ごあいさつ
令和6年4月から前院長の後任として院長に就任した小林絵礼奈と申します。
脳神経内科医として県内の大学病院、地域の病院で診療経験を積み、大学院時代の数年間を仙台で過ごし、特に認知症診療・研究に取り組んでまいりました。
脳神経内科では、脳卒中、認知症、パーキンソン病、てんかん、頭痛、めまい、痺れなどを扱っています。比較的専門性が高い分野のためこれまでやむを得ず遠方の医療機関まで通院していたという患者さんにもお気軽に受診していただきたいと思います。
なお、当クリニックは平成2年に開設された当初から”日本人も外国人も分け隔てなく受け入れる”という考えのもと医療を提供してまいりました。今後もこの方針を変えることなく、地域の皆様のお役に立てるよう努めてまいります。
院長・小林絵礼奈略歴
平成17年3月 | 私立鴎友学園女子高等学校卒業 |
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平成23年3月 | 東京女子医科大学医学部卒業 |
平成23年4月 | 藤沢市民病院初期臨床研修医 |
平成25年4月 | 横浜市立大学附属病院神経内科 |
平成26年4月 | 横浜市立大学附属市民総合医療センター神経内科 |
平成27年4月 | 国立病院機構横浜医療センター神経内科 |
平成30年4月 | 東北大学病院高次脳機能障害科 |
令和3年4月 | 横浜市立大学附属病院神経内科 |
令和6年 | 4月より現職 横浜市立大学附属病院神経内科 非常勤診療医 横浜市立大学神経内科学・脳卒中医学教室 客員研究員 |
資格
日本神経学会 神経内科専門医
日本認知症学会 認知症専門医
医学博士
身体障害者福祉法 十五条 指定医(肢体不自由)
難病指定医
所属学会
日本神経学会
日本脳卒中学会
日本認知症学会
日本高次脳機能学会
副院長・小林紫英(女医)ごあいさつ
副院長の小林紫英です。
48年余り小児科医療に従事してまいりましたが、この間小児の疾患は様変わりしております。
しかし子育ては基本的には変わりません。
医療も子育ての一環として捉え、専門性の高い医療の提供のみならず親御さんの疑問に細やかに対応できるよう心がけ不安の解消に少しでもお役に立てるよう努力してまいります。
また、日常の感染症のほかアレルギー疾患、健診、予防接種(これからは予防医学の時代です)対応など皆様の身近な家庭医として尽力いたします。
尚、疾患に応じ大和市立病院や神奈川こども医療センターなどとの連携により高度で安心の医療を提供いたします。
日本人の患者さんにも外国人の患者さんにも分け隔てなく誠心誠意診察いたします。
最後に、患者さん、親御さんがお話になりやすい雰囲気作りを心がけております。
遠慮なくご相談ください。
副院長・小林紫英略歴
昭和45年 | 都立小石川高校卒 |
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昭和52年 | 大韓民国延世大学医学部卒 大韓民国医師国家試験合格 日本国医師国家試験合格 慶応義塾大学医学部小児科学教室入室 |
昭和55年 | 群馬県富士重工太田総合病院小児科出張 |
昭和57年 | 大和市立病院小児科出張 |
昭和59年 | 慶應義塾大学小児科学教室専修医終了 |
昭和61年 | 国家公務員共済組合連合会横須賀共済病院小児科 |
平成2年 | 1月より現職 |
現在 | 医療法人社団小林国際クリニック副院長 大和市立若葉保育園園医 大和市予防接種審議会会長 神奈川県園医部会評議員 日本小児科学会認定小児科専門医 日本感染症学会、日本小児科感染症学会会員 |