大和市の消化器科・外科・小児科

お知らせ

ときどき外国人医療について当クリニックを見学したい、または当クリニックにて簡単な研修を受けたいという医師、看護師、医学生、看護学生など医療関係者から連絡を受けることがあり、受け入れてまいりました。

医療は文化の集大成であり、異なる文化を持つ方々を診察するには言語や医療費の問題だけではなく、さまざまな医療文化について学び、インフォームド・コンセントと人権に関する考え方のちがいについても理解しておく必要があります。
相互理解を通じてのみお互いに満足できる医療が生まれると思うからです。また、お互いに理解しあえない手探りの状況での医療は医療ミスの原因となる可能性が十分にあります。

今の日本は100人に約3人が外国人という社会です。ということは医療機関で100人診察を行えば3人は外国人がいるのが当たり前ということです。

私たち医師は医師法により、正当な理由なく患者さんの診療を断ることはできません。
ゆえに全ての臨床医、看護師がさまざまな国籍の外国人患者と診察室で向かい合う可能性がきわめて高いのです。

外国人患者に対して適切な医療を行うためだけでなく、診療に伴うさまざまなトラブルを回避する観点からも外国人患者を診察する医療機関・医師・看護師の危機管理としても外国人医療全般について理解をしていただきたいと思うしだいであり、今後も見学、簡単な研修希望の方々を受け入れるつもりでおります。
ご希望の方は院長までお電話ください。